キャンデラブラム 751

ハラルド ニールセンがデザインした6つのアームを持つキャンデブラム 751は、ピラミッドコレクションのものです。ピラミッドモチーフは、ハラルド ニールセンの作品に多くみられる最も象徴的なデザインです。1927年に初めて制作されたピラミッドモチーフは、古代エジプトへの情熱から生まれたものでした。それはまさに、「狂騒の20年代」に世界が沸いていた時期でした。

1922年のツタンカーメン王の墓の発見にインスピレーションを得て、そのデザインは当時デザインの世界で流行りだしたスタイリッシュなラインにその時代の異国情緒を融合させたものです。しかし、そのような時代背景から生まれたにもかかわらず、ピラミッドは時代を超えたタイムレスな存在となりました。このコレクションはハラルド ニールセンの代表的な美しいシリーズとなり、アール・デコの流れも汲んでいると言えます。