Danish silversmith and founder of company with same name of jewellery in art nouveau and art deco style Georg Jensen

ジョージ ジェンセンの生誕157周年を記念して

ジョージ ジェンセンの生涯を祝福

1866~1935年

 ジョージ ジェンセンの真髄は、彼自身の存在です。当社の名の由来でもあり、銀細工師であった彼の哲学は、美と機能性を兼ね備えた革新的なデザインを創造することでした。彫刻家としての経験を積んだジェンセンは、シルバーデザインという分野で大胆かつ新しい道を切り拓いていきます。「ジョージ ジェンセン」が優れたシルバークラフツマンシップを基盤とする一流のデザインハウスとなったのは、彼の情熱と技能のおかげなのです。

Founder Georg Jensen and tools for silver craftsmanship

ジョージ ジェンセンは、コペンハーゲンのすぐ北にある森と湖の近くで育ちました。彼のインスピレーションの源は自然でした。果物、花、葉、有機的な形状など、自然界のシンボルは、ジェンセンのデザイン全体に共通して見られます。

Designed by Georg JenseN, the Grape Caviar Spoon is handcrafted from sterling silver and is fitted with a cow horn | Georg Jensen
Happy Birthday Georg Jensen

セレブレーション エディション:キャビアスプーン

銀細工師であったジョージ ジェンセン自身の手によってデザインされたグレープ キャビア スプーンは、スターリングシルバーを手作業で仕上げ、牛の角があしらわれています。ジョージ ジェンセンの157回目の誕生日を記念し、今年はエレガントなアール ヌーヴォー スタイルのスプーンを限定で制作しました。スプーンにはシリアルナンバーと刻印が刻まれています。

 

1905 - ブロッサム (Blossom) コレクション

毎年の春の日の喜びにインスパイアされて誕生したブロッサム (Blossom) コレクションでは究極の美しさとラグジュアリーのエッセンスが輝きます。マグノリアのつぼみ、日本美術の伝統的要素を特徴とするこのコレクションは、ジョージ ジェンセンのすべての作品の中で最も徹底してアールヌーヴォー的な作品です。繊細なハンマリング跡は、 ジョージ ジェンセン のデザイン言語の際立った特徴です 。

Fine sterling silver tea pot 2A from the Blossom collection designed by Georg Jensen

ジョージ ジェンセンは1905年、伝説的存在のブロッサムティーポット no. 2A をデザインしました。素材はスターリングシルバーで、象牙ハンドルが付属していましたが、これは後にマンモスの牙に代えられました。ブロッサム (Blossom) コレクションは、風景やブーケに目をやって、これらにシルバーで命を吹き込む巨匠の力に目を向けさせてくれます。どのアイテムもユニークで魅力的、そして思いがけない美しさが際立ちます。

Sterling Silver craftsmanship at Georg Jensen HQ in Frederiksberg

1918 – グレープ (Grape) コレクション

ジョージ ジェンセンのグレープ (Grape) コレクションはいまだにアール・ヌーヴォーの代表的存在です。柄はねじれながら曲線を描き、屋外のパティオでぶら下がるブドウの房とつるを如実に連想させます。グレープ (Grape) コレクションは、自然はその究極の純粋さのもとで装飾になりうることを人々に知らしめました。ジョージ ジェンセンは、繊細なハンマリング跡という彼を象徴する技法を用いて、シルバーの光の反射を和らげ、月光を連想させる灰色がかったきらめきを生み出しました。そうして、夕方の繊細な明かりの柔らかな光を彷彿とさせる忘れられない輝きが生まれました。

 

Drawing of grapes collection by Georg Jensen compared to still life image

 

グレープ (Grape) コレクションで見られる装飾的なフローラ&ファウナのオーナメントは、ムーンライト グレープ (Moonlight Grapes) コレクションに並ぶ一連の洗練されたジュエリーとして再解釈されました。 アールヌーヴォー時代の華やかさを感じさせる、紛れもなくクラシックで控えめな魅力が光るコレクションです。