ピッチャー 856A - シグヴァルド ベルナドッテによるデザイン

ピッチャー 856Aは、形がフルーツに似ていることから「メロンピッチャー」とも呼ばれます。当初はイチゴ用の美しいボウルとクリームにぴったりのサイズのピッチャーの856A+Bとセットでデザインされていました。

ピッチャーのなめらかなトップ部分は、カットされたシルバーのシートから成形されます。はんだ付けされる前にボディーに完全に合うように形作られます。ハンドルは別のシルバーシートから成形されます。ハンドルには、ちょうど中央でストレートな真ん中までのラインがあり、銀細工師はこの調整に長い時間を割きます。

彫金師は、ハンマーやパンチでまっすぐで美しいラインをつくり、装飾を施します。