建築家であり、インダストリアルデザイナーでもあるJørgen Møller(ヨーゲン ミュラー)は、60年代に高名な建築家Arne Jacobsen(アルネ ヤコブセン)と一緒に働きながら、独特のデザインセンスを磨き、シンプルな形と妥協しない機能性を追及してきました。
「相反するものですが、私にとって形と機能は重要なキーワードです。機能性は必要不可欠であり、いったんうまくいけば、形は進化し始めます。装飾は機能的ではなく、いかにシンプルにするかに努力を払います。」
Jørgen Møllerは常に日々の生活のシンプルなツールに注意を払っています。彼の信条は次の通りです。「日々、私たちが使っている全てのまた、それぞれのツールは、機能性を満たしているだけではなく、美的センスも満たしてくれるものでなければならない。」
Jørgen Møllerによってデザインされた日常生活に使えるアイテムがたくさんあります。レザーバッグからピクチャーフレーム、時計、ランプ、ボトルオープナー、キャンドルホルダーなど。かつて、Jørgen Møllerに彼のインスピレーションについてたずねた際には、彼はこう答えました。「私は決してデザインすることをやめません。世界は解き放たれていて、私自身は様々なことで忙しいですが、常に描き続けています。私は、今までの一番良いデザインは何かと聞かれれば、いつも次に作るものです。と答えています。」
建築家としても4軒の家の設計を行い、彼自身の自宅を1964年にフレーデンスボーに建てました。1967年から1969年は、デンマークデザインのパイオニアであり、Charlottenborg 建築学院のデザイン課程の設立者であるErik Herlow(エリック ハーロウ)のもとで働いていました。そこで、Jørgen Møllerは彼自身のデザイン会社を持ちたいという夢を持ち始めました。
1969年にTorben Ørskov(トーベン オルスコフ)と接点を持つようになったJørgen Møllerは、これをきっかけに以後、長い間順調な協力関係を築きました。Torben Ørskovは‘Form & Farve’という真のデザインストアを初めてコペンハーゲンにオープンしました。モダンなデザインの商品を中心にJørgen Møllerがデザインしたカトラリーやレザーバッグ、ピクチャーフレーム、キャンドルホルダーなどたくさんの種類の商品が揃っていました。
1981年以降Jørgen Møllerは、ジョージ ジェンセンのデザインコレクションのなかで、時計や温度計、キャンドルホルダーやランプなど、特徴的な商品を作っていきました。なかでも人気があるのは、アイコニックな象の形をした愛すべきコレクションです。それぞれの商品は、機能性と芸術性からなるユニークな特徴を持っています。